大福

鉄道やバス、船など様々な乗り物などが好きな大学生の拙いブログです。ゆるーく書いています。

【駅探訪】信越本線・横川駅

 みなさんこんにちは、水野です。今回は鉄道ファンの聖地とも言える「横軽」「碓氷線」とも呼ばれ親しまれた、横川・軽井沢間の信越本線の横川駅をご紹介します。

f:id:mizunotravel:20190606151656j:image信越本線の橋梁

1.信越本線について

 信越本線は、かつては高崎駅から横川軽井沢長野直江津を経て新潟まで向かう路線でしたが、北陸新幹線の先行開業などで並行在来線の合理化が進みました。

f:id:mizunotravel:20190620103717j:image高崎駅E7系

 まず、北陸新幹線先行開業(高崎〜長野)に伴い、横川・軽井沢間が廃止。次に、軽井沢から篠ノ井第三セクターしなの鉄道に移管され、2区間に分断されました。

 そして、北陸新幹線の全線開業に伴い、長野〜直江津しなの鉄道えちごトキめき鉄道に分断され、現在に信越本線は、高崎〜横川篠ノ井〜長野直江津〜新潟の3区間に分断されています。

f:id:mizunotravel:20190620124829j:image長野駅に停車中のしなの鉄道車両

 そのなかでも、直江津・新潟間は今現在も特に需要が大きく、快速や特急も走っています。今回取り上げる、高崎・横川間には現在、定期運用では普通列車しかありませんが、週末になると「SLぐんまよこかわ」「EL(DL)ぐんまよこかわ」が運航されていることもあります。

 

 今年度は「ぐんまデスティネーションキャンペーン」のプレシーズンですから、多くの観光列車が登場しています。デスティネーションキャンペーンに関わる「ぐんまワンデー世界遺産パス」についてご紹介した記事がありますので、併せてごらんください。

 

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2.碓氷峠について

  次に、横川・軽井沢間にあった「鉄道の聖地」とも呼ばれる碓氷峠についてご紹介していこうと思います。碓氷峠群馬県松井田町長野県軽井沢町の境目にあり、群馬県と長野県の県境になっています。ここには国道18号線が通り、中山道としてかねてから多くの人が通行をしていました。

 

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 しかし、峠というだけあり、急こう配で通行がとても困難であり、今も旧国道18号はかなり運転が難しい道となっております。ちなみに、新道の国道18号もバイパスとは言うものの、かなりクネクネしていて、勾配も激しく、初心者時代に通りましたが、恐怖しかありませんでした。

f:id:mizunotravel:20190622215913j:imageカーブの数が書かれた旧国道17号碓氷峠

 「じゃあ、トンネルを掘ればいいじゃないか。」そんな声が聞こえてきそうですが、なかなかそうも出来ない事情があったのです。語彙力がないので、図で表そうと思いますが、このようにトンネルを掘っても、急こう配は解消されず、特に鉄道は急こう配が苦手なため、昔からかなりの苦労を強いられていました。北陸新幹線でも、碓氷峠は通れず、迂回をしています。

f:id:mizunotravel:20190606150446p:image図が下手ですねすみません。

3.横川駅について

 最後に、ようやくといった形ですが横川駅についてご紹介させていただきます。

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 横川駅は、かつては東京から長野・信州方面への入り口として長らく活躍をしていました。ここで、峠を超えるための補助機関車を連結するため数分間の停車をし、その間に駅から販売にやってくることで有名になった「峠の釜めし」が今もかつても有名です。

 また、この駅は関東の駅百選に選ばれております。同じように選ばれております、下仁田駅根府川駅西桐生駅についても記事にしておりますので、こちらもご覧いただけると幸いです。

 

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 横川・軽井沢間廃止となり、寂しくなってしまった横川駅は、かつてのように189系などの華やかな特急列車が来ることはなく、221系複数編成が行ったり来たりするだけで、ホームもさみしい雰囲気となってしまいました。しかし、かつてのような橋脚であったり、線路がたくさん敷いてあるところは、かなり昔の隆盛を感じさせ、見ていて楽しい雰囲気であります。

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 今現在は、横川駅1番線3番線があり、ほとんど1番線以外は使われていません。そのため3番線は完全に撮影場所のようになってしまっております。

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車止めが設置され、閉ざされてしまった軽井沢方面の線路

 三番線の奥にも線路があり、そこでは何かが停泊していました。あれは何なのでしょうか。わかる方教えていただきたいです。

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 改札前には、かつてのアプト式レールなどが展示してあり、とても興味深いものでした。

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 改札横で峠の釜めしが販売されていますが、急いでいない限り、改札を出て本店で食べることをお勧めします。

 改札の外には、かつての横軽を代替するJRバス関東の乗り場もあり、本数は少ないですが新幹線よりも安く高崎などから軽井沢に行くことができます。(東京や大宮からなら新幹線をお勧めします)

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  他にも、改札外を見ると碓氷峠の歴史をたどることのできる「碓氷峠鉄道文化むら」があり、とても貴重な資料が数多く展示されています。途中の熊ノ平信号場まで歩くことの出来る「アプトの道」も歩くと楽しいですから、ぜひ歩いてみていただきたいです。

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アプトの道の途中から見える上信越道の橋脚

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丸山変電所

 駅周辺にショッピングセンターなどはないもののたくさん楽しみや見どころがあります。

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アプトの道で見つけたおさるさん

4.さいごに

 横川駅は今現在、かつての隆盛は失っているものの、昔ながらの風情や歴史を携え、輝き続けています。今日の地方は経済的に苦しいところは少なくはなく、横川周辺もそうでしょう。そのため、「碓氷峠鉄道文化むら」のような施設の運営はかなり苦しいはずです。ぜひ、信越線に乗って「碓氷峠鉄道文化むら」に行って帰りに「峠の釜めし」を食べて、この素敵な地域を残していきましょう。