大福

鉄道やバス、船など様々な乗り物などが好きな大学生の拙いブログです。ゆるーく書いています。

【駅探訪】お湯だけじゃない!元祖谷川越え「水上駅」

 皆さんこんにちは、大福です。今回は上越線水上駅について紹介をしていこうと思います。水上駅と言えば、水上温泉の名で有名ですが、実際には鉄道としても重要な役目を担う駅であり、「この駅なくして越後無し」と言っても過言ではないのではないでしょうか。これからその理由にも触れながら紹介していこうと思います。

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1.みなかみ町について

 この水上駅は、群馬県みなかみ町にある駅になります。みなかみ町は、水上温泉郷猿ヶ京温泉などの温泉が有名です。また、町全体が豪雪地帯のため、スキー客でもにぎわう街になっています。北部は谷川岳を抱えており、これがまた一つの観光の名所ともなっています。谷川岳については次項で詳しく話をしていこうと思います。

 駅は「水上」なのに、なぜ自治体名は「みなかみ」なのかと疑問に思われた方も多いでしょう。これにはちゃんとした由来があるようです。

 みなかみ町平成の大合併のあおりを受け、月夜野町水上町新治村3村での対等合併が行われました。その際、若山牧水がつづった『みなかみ紀行』からみなかみ町命名されました。これは1983年に牧水が合併した3町村を尋ねたことをつづったものでありますから、確かに良い命名方法だなと私は関心をしたものです。皆さんも一度調べてみてはいかがでしょう?

 ちなみに町の中心駅はこの2つお隣の後閑駅です。最近は町内に新幹線の上毛高原駅が出来ましたから、その勢力も少し変わっているかもしれません。

2.谷川岳について

 谷川岳群馬県新潟県の県境にある三国山脈の一つの山です。頂部が二つに分かれており、それぞれトマの耳オキの耳と呼ばれています。本来はそれぞれ薬師岳・谷川富士の名がつけられていたのだが、国土地理院発行の地図における誤記により、一体が谷川岳と呼ばれるようになったそうです。

 谷川岳はきびしい気象条件の中にあるため、比較的低い標高で森林限界が来るのが特徴です。そのため、都心からアクセスも良く景色もいいといったところから、多くの登山客でにぎわいます。

 しかしながら、上記のように厳しい気象条件ですから一ノ倉沢での事故が多発し、死亡者も出ている状況です。そのため、登山に行く際はぜひ事前調査をしてから行きましょう。ただ、景色はものすごくよいので、ぜひ訪れてみてください。

 また、ここを越えなければ関東地方から越後へ行くことができないため、昔からトンネルを掘ったり、ループ線を敷設したりと工夫がなされ、上越線はかなり魅力的な路線になりました。それも、谷川岳があったからでしょう。川端康成の『雪国』にある「国境の長いトンネルを抜けたらそこは雪国だった」という一文は有名でしょう。これは清水トンネルのことを指していますが、この清水トンネルの中には湯檜曽駅土合駅があります。トンネルの中に駅が二つあるのでいかに長いのかがわかるでしょう。この二つの駅も有名ですので、ぜひ訪れていただきたいですし、一度訪れて記事にしたいなと考えています。

3.水上駅について

 さて、ようやくですが水上駅について紹介していこうと思います。水上駅JR東日本の支社間境界になっています。水上駅より南が高崎支社北が新潟支社になっているので、方面により車両が異なるのが特徴です。

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 駅舎を見ていきましょう。駅舎はとても綺麗で、雰囲気が良いです。駅前にはお土産屋などがあり、観光地としても栄えていることを伺わせます。後ろにそびえる山も美しいです。

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 駅舎の中を詳しく見ていくことにします。先ほどの駅舎の写真にあるように、駅舎は2階建てになっていますが、乗客は1階以外に立ち寄ることができません。そのため、1階のみのレポートになります。

 駅舎内はいたって普通の雰囲気です。上越線のどこにでもあるような、美しさです。普通が一番素敵だし、そう思わせるのも難しいと思いますので、普通の駅であるということは私はかなりすごいことではないのかなと思います。

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 上越線では名物ですが、待合室があります。このような待合室はほかにも、沼田駅渋川駅にもありました。が、私が本格的に撮影できたのはこの水上駅のみ。基本的にいつも人でにぎわっているのが上越線の待合室の特徴です。

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 椅子にある座布団は地元の方お手製のものになります。渋川駅では高校生の方が作られたものでしたが、こちらでは地元の手芸クラブの方が作られたものと駅・地域ごとに違うのも面白く、それぞれを観察してみるのも面白いかもしれません。

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 ちなみに、今取り上げた渋川駅沼田駅については以前記事にしましたので、そちらもご覧ください。

www.mtra.xyz

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  駅舎の中の紹介も済みましたので、一度視点を変えて外から水上駅をのぞいてみることにします。水上駅は支社境界ということもあり、留置線含め多くの線路や列車を見ることができます。貨物列車の往来も激しいので、貨物列車が見たい方はぜひ水上駅へ行かれることをお勧めします。駅の外に出て数十分の間に2本の貨物を見ることができました。

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 駅の近くにはこのような碑がありました。これが何だったかはあまり覚えてはいませんが…

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 そろそろ改札内に入っていくことにします。水上駅は2面3線の駅になっており、1番線は高崎方面になっており、これは改札側のホームになります。橋を渡り、向かいにわたると1面2線の島式ホームがあり、この2番線に長岡方面の列車が止まります。3番線はおそらくレール磨き程度にしか利用されていないのでしょう。国鉄感のある文字がまた良い雰囲気を演出しています。

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 跨線橋の上から水上駅を眺めてみましょう。語彙力がないので、上手く表すことができませんが、強そう。写真2枚目の左手にはSLが止まっているのが確認できます。これは週末などにSLぐんまみなかみSLぐんまよこかわとして運用のある車両になります。客車も当時を思い出させるような旧型客車が使われているときもありますので、ぜひ乗ってみてください。

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 水上駅は上記の写真でもわかるように、かなりのカーブになっています。そのため、写真を撮るには絶好のスポットとなっています。

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4.さいごに

 このように水上駅は温泉だけでなく、駅や車両にも魅力が大きく、多くの人におすすめをすることのできる場所だと言えます。ぜひ訪れてみてください!!